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海がきこえるのaynのネタバレレビュー・内容・結末

海がきこえる(1993年製作の映画)
2.9

このレビューはネタバレを含みます

小説「こころ」を少し思い出した。「こころ(平成円満解決ver)」と言えそう。

杜崎くんが高校生時代では里伽子のことを「武藤」と呼ぶのに、回想のときは「里伽子」と呼ぶので、いずれこの2人がくっつくんだろうな、というのは予想できた笑
青春映画、とひっくるめて言うことはできそうだが、個人的にはもう少し詳しく、それぞれが自分のことで精一杯な若き頃を描いた映画と言いたい(恋愛いざこざ、とかいうよりは、主となる2人以外も自分勝手な部分があってそれらの衝突が続いてる映画だったと思うので)。

他の人も書いているように、服がオシャレだった。派手な色使いではないけれど、でも色味はあって、一個一個のアイテムがバランスよく主張していて…ファッションの流行が巡るとはこのことかも笑

めちゃくちゃ見てよかったー!という気持ちにはならなかったが、映画館でまったり見れたのはよかった。
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