Fumi

海がきこえるのFumiのレビュー・感想・評価

海がきこえる(1993年製作の映画)
5.0
素晴らしい絵、シンプルな青春物語、楽しくて笑える秀逸なセリフ、30年前の豊かな日本文化を感じるシーンの数々。ジブリアニメの中でも完璧に近い作品ではないか。約70分の中に映画としての面白さ楽しさ美学が全部詰まっている。

高校三年生から大学一年の時のなさそうでありそな友人との一過性の関係性、なぜか巻き込まれて一緒の部屋に泊まることになっていた異性。気がついたら飛行機に乗っていた今ではありえない瞬発力。無知と偶然と若さの美しさと切なさが素晴らしい。あーあの頃に戻れるなら戻りたい。高校卒業して初めての地元への帰省で居酒屋に行くあの解放された感じ.(当時は18歳でも大学生なら普通にお店で飲んでいたね笑)大好きな作品だ
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