s

海がきこえるのsのレビュー・感想・評価

海がきこえる(1993年製作の映画)
2.8
いつか見たいと思っていた作品。でも金ロー(地上波)ではやらないみたい。このタイミングで期間限定上映していて良い機会なので仕事終わりに。しかもサービスデーでお得に観られてラッキー◎

90年代の昭和〜平成初期?の当時の時代背景が、いわゆるエモい。当時を生きていた訳じゃないのに何故か懐かしい、当時の日本を感じられて良い。
そして東京と高知の対比も良い。地方出身の私としてはなんだか色んな感情になった。地元が嫌いなわけじゃないけど、あっちで暮らしているイメージは全くできないし、したいとも今は思ってない。

里伽子がちょっと苦手過ぎた、、
多感な時期の両親の離婚、東京から高知への引っ越し、本当は東京に残りたかったとか、でも東京の父親はもう自分の人生を生きていたりとか、、まあ難しい気持ちの整理もついていなかったんだと思う。それは理解は出来るけど。ちょっと周りを巻き込んでやりたい放題しすぎだね〜。
東京からの転校生で目を惹く外見、そしてあの我儘さとストレートな物言いはある意味非常に強烈なヒロイン像だった。

振り回されながらも拓は結局里伽子が好きだったし、里伽子も拓は特別だったんだろう。
この作品は"あの頃"を振り返るストーリーで、あんなこともあったよなぁと思いながら互いにまた会いたい相手なんだなと。
大学生になって東京で再会した2人はどうなったんだろうと想いを馳せながらエンドロールを眺めてた。

未成年の飲酒シーンがあるから地上波ダメなのかな、、ジブリも国内でのサブスク解禁して欲しいなあ(切実)。
s

s