杜崎君が好き過ぎてもはや恋、初恋…!
リバイバル上映で初鑑賞だったけど、今まで、いつの間にか海が聞こえるのサントラを聞いてみてたみたいで、音楽が流れた瞬間に懐かしく感じで心がギュッとなった。
みんなから羨望だとか嫉妬の眼差しで強く女性として見られる里伽子を、何もとしても見ない、強いて言えば親友の好きな人としか認識していない杜崎君の言動の全てが好きだった。
悪く言えば腫れ物のように扱われる中、あの何でもないような接し方は、その時に気づくのは難しくてもジワジワと鮮烈な記憶になっていくだろうな。
特別だということに気付かない幼さが、あの瞬間にしかないもので、それがすごくたまらなかった。