おんち

海がきこえるのおんちのネタバレレビュー・内容・結末

海がきこえる(1993年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

映画としてはいいんだけど、観てる途中からめちゃめちゃ苛ついた。

吉祥寺育ちとしてはあの懐かしい駅の感じもたまらんし、90年代の空気漂う色彩感覚、アニメーションすべて素晴らしかった。

でも、自分自身親が離婚していることもあって、親の離婚を受けて、私って可哀想ねって言ってみたり、周りに迷惑をかけたり傷つけたりするりかこが、どうしてあんなに取り合われる存在なのかが解せなくて。
でも結局、男ってああいう自分勝手な美人が好きなんだよねってところに苛ついたのかも。

あとは、やっぱり無邪気なルッキズムに腹が立つ。ジブリ観た後にいつも絶対もやっとするのはそのせい。りかこがブスだったら物語なんも始まらないからな、これ。

まぁでも苛つくくらいに、キャラクターは生き生きしてた。そこはよかった。
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