たまこたま

海がきこえるのたまこたまのレビュー・感想・評価

海がきこえる(1993年製作の映画)
3.8
俺のための映画かと思いました。
すみません、でも、本当にそう思わされるぐらい主人公と人生が被っている。四国出身、上京、帰省したら友達と海で散歩…。

確実に時間が進んでいて、もうどう足掻いても絶対に取り戻すことのできない過去があり、その事実にもどかしくなったりむずむずして発狂しかけたり絶望感に似た気持ちになったりする、相変わらず人の多い渋谷、光量過多カオス村渋谷、帰りにちょろっと岡本太郎の明日の神話を観て気持ちを落ち着けた、何もやる事のない街渋谷、いや、この映画を観れた街渋谷。改札をくぐって井の頭線に乗って帰った。
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