劇場上映で鑑賞。
武藤里伽子の、
「わたしはお父さんの味方だったのに、お父さんはわたしの味方じゃなかったんだわ」
っていうセリフが好き。
武藤里伽子がすごい等身大で、共感する女の子は多いんじゃないかな。
転校してきて、馴染めなくて。
どうして良いかわからずに、肩肘張ってたらいつの間にかレッテル貼られて嫌われて。
東京での帰る場所だと思ってた、お父さんからは煙たがられ、元彼は自分の話ばかりでわたしに興味がない。
どこにいても居心地が悪い。
彼ら彼女らの心の動きや、それに対する行動がとても繊細に描かれているように思った。
そうなんだよね。
日常って、心の動きに対して挙動はそんなに影響しないというか、みんな抑えながら生活しているんだよね。
青春とか恋物語というより、日常の切り取りだと思った。
綺麗な物語でした。