s

海がきこえるのsのレビュー・感想・評価

海がきこえる(1993年製作の映画)
3.9
私は私が記号として見られている瞬間がわかるし、それにとても嫌悪感がある。里伽子ほど何かが出来るわけでも目立つ訳でもないけれど、クラスの中で勝手に浮いてしまう「東京から来た人」「美人」「優秀」「スポーツ万能」≒近付きにくい人 で勝手に自分の人格が周りの目で作られていく感覚を私は確実に覚えている まあ里伽子も里伽子だけど…初対面の人間に6万も借りるな

なんか里伽子にビンタされて杜崎が構わずやり返すの大好きだったんだよね 松野くんとの微妙な三角関係もすごくよかった ひとつひとつの相手を眼差すエピソードも丁寧に作られてるように感じたので、やっぱり氷室冴子は自分の人生においては読んでおきたいと思いました
s

s