このレビューはネタバレを含みます
いがみ合ったり、どこが良いかもわからない相手の事が本当は…。
愛の一つの形を描いていました。
なぜだか分からない涙が目に溜まっていた。
りかこの挙動や発言でどんどん若さというか、らしさが出てきて、そこをどこか面白いと思っている主人公にかっこよさを感じました。
許容できるというのは面白がれるということなのかもしれない。
ボケとツッコミの関係に似ている。
言いようがある、例えようがある、その事象に対して楽しめている自分がいる。
そしてそれが自分では想像もつかないタイミングだったりするからまた面白い。
面白かっているということは多分もうそれは好きなのだ。
他人というのは往々にして面白いのだけど男女という肉体、生物学的に違う身体を持つ相手のことはもっとわからない。故に面白い。