これはすげえ映画やなマジで。
アパートの一室だけでここまで魅せるか。
ペトラの独白も良いけど、やっぱりマレーネが荷造りして去っていくシーンがめちゃくちゃ良い。
愛は所有ではないのは分かるけど、狂…
「胸を痛むなんて、無駄なこと」
「"痛める"よ」
ワンシチュエーションな上、何か大きな展開があるわけではないんだけど、画作りからカメラワークからこだわり抜かれているので全然見れる。ただ、好んで見…
愛ゆえに利用され狂って破滅していく傍らで寂しく愛を求めて去っていく2つの愛の孤独。
ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督作品。ファスビンダー作品の中でもフランソワオゾンがリメイクするほど好きらし…
かーっ😹
喜劇ですねこりゃ。
ラストのあの突き放し方のシニカルなかっこよさでニヤニヤした。
人間はこういう(哀れな)生き物です、と表現している映画だ。否定も肯定もしていない。
夫からの抑圧に耐…
部屋の中でずっと撮られている会話劇なので掴むまでの前半は退屈に感じてしまうところがあったけど、後半のカーリンとの関係性の展開によって引き込まれ、エンディングは最高‼️
ビーチフラッグ並みの受話器へ…
(2025.45)
著名なファッションデザイナーのペトラ・フォン・カント(マルギット・カルステンセン)は、離婚したばかりで傷心の身であり、話を聴きにきた友人にも当たり散らす始末だった。そんな中、その…
最後まで一室で繰り広げられるワンシチュエーションドラマ。舞台劇は余り好みでは無いが、リメイクのオゾン監督作品「苦い涙」が割と面白かったので。オゾン作品が軽妙なタッチなのに対して、こちらはどこまでもシ…
>>続きを読むオールタイムベスト。
軽んじられ、虐げられ、どんなに惨めになっても愛することをやめられない女の愚かな哀愁。
完璧な演出。究極の演出映画。
インテリア、衣装などの演出が際立っている。ワンシチュエー…
初ファンビスター。これが、ゴダールに匹敵するほどの、ニュー・ジャーマン・シネマの巨匠。小さな寝室の中に、画面が破壊されるほどの、人間の感情が充満してる。意図的にでなく、自然的に部屋を映し出し、芸術を…
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