ペトラ・フォン・カントの苦い涙のigooのレビュー・感想・評価

『ペトラフォンカントの苦い涙』('72独)観た。室内劇。マネキンがたくさん置かれた不思議な部屋に痩せた女が君臨するベッド、奴隷のように立ち働く痩せた女(若くはない、メーク濃い)。女主人は二度の離婚を経験しファションデザイナーとして成功した、女奴隷はそのアシスタント。友人が連れてきた女性に恋して部屋を提供してお金も工面する(成功者なので金持ち)。が、恋人は訳あり夫の元に戻り怒り狂う女主人。困り果てる母親、娘、友人、ひたすら傍観する女奴隷。付きものがとれた女主人は我に返り、女奴隷は出ていく。