このレビューはネタバレを含みます
「ペトラ・フォン・カントの苦い涙」
愛はここまで名声ある人間を見苦しくさせるのか。やはり他人に期待してはいけない。そんなことを考えながらペトラの流す涙を眺めた。
1つのシーンが30分近くあり、会…
スコア4.5以上・・・超傑作!超おすすめ!
4.0〜4.4・・・名作。おすすめ。
3.0〜3.9・・・お暇ならいいと思います。
2.0〜2.9・・・僕はあんまり、でした。
1.9以下・・・時間の無駄…
面白いけど映画的に優れているかというと疑問。
最初マルギットが元夫の話しをしていながら奥のイルムヘルマンにズームアップしたあとにフォーカスアウトさせて右パンでマルギットのフレーム合わせるショットは…
絵画→ベッド→アトリエと、家の空間の奥行きそのものがヒエラルキー化されている。
マレーネは、アトリエで仕事をするし、カーリーンは頻繁に絵画=男性性に接触する。
奥行きを横から取る時は唯一ヒエラルキー…
久しぶりに気力・体力・集中力がそろった(と思った)ので家でファスビンダーでも観るかと思ったらびっくりするくらい会話の内容が頭に入ってこなかった。これは映画館で観ないとダメだ。それにしてもどこを切り取…
>>続きを読む1972年ベルリン国際映画祭 出品
1973年ロカルノ国際映画祭 出品
ファッションデザイナーのペトラ・フォン・カントの部屋のみで繰り広げられる室内劇。
愛情はこうも人間をみっともなくさせるものな…
ペトラ・フォン・カントは使用人マレーネのブラインドを開ける音に起こされ母に電話をかける。母は半年間マイアミに出掛けるとのことで、ペトラはお金を工面すると告げる。友人シドニーが訪ねて来て、ペトラが夫と…
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