何度観ても面白い。
ヒーローでも太刀打ち出来ない闇に潜む者に無力な人間が立ち向かう物語が好き。
それが子供ならなおさら。しかも、弱虫クラブのような、学校カーストの最下層の子供達が力を合わせて…なんて、俺を殺すつもりかと思うくらい胸を波立たせるストーリーやんけ！！
ほんで、子供の頃の約束で30年ぶりに集まる！
俺も約束しとけば良かった〜っ！！
初めて観た時はレンタルビデオで、前後編の2本あったけど、Blu-rayは全1本で分かれてないんやなぁ。確か、大人スタンの悲しい「IT」の血文字までが前編で、後編は前編のあらすじみたいなんやってから始まったような気がしますが…。
あのあらすじは入って無かったな。
リメイクのITと IT THE ENDも良かったけど、これを見返してしまうと、やっぱりこっちの方が最高の出来やと思う。
俺の好きなストップモーションもあり、しっかり作り込んだ洞窟のセットも、そのままお化け屋敷に出来そうなクオリティ！！
出演者もね、大人の時も子供の時もやっぱりこっちのがしっくり来てしまう。
構成の仕方も大人になったビル、エディ、ベン、ベヴァリー（字幕ではそうなってたよ）、リッチー、スタン、マイクの7人を1人1人の30年前の思い出と共に紹介していく感じで進んで行くので、大人時代と子供時代で誰が誰かわからなくなる事がない！30年前と今の容姿の違和感が極力少ない。
ペニーワイズの雰囲気もリメイク版のデスノート感漂うカッコ良さがなく、純粋に怪しくて純粋にキモくて純粋に怖い！
腕引きちぎりのような過剰なホラーシーンがないのにしっかり怖い。…不気味とか、不穏という方が正しいかも。そして、懐かしい。
Blu-ray買ったから、何度でも観れるぜ！！
さすがBlu-ray！映像もめちゃくちゃ綺麗。
さぁ、次はリメイク版をもう一度見返して、どう感じるか？
試してみよう！
