浅野公喜

デス・レース3 インフェルノの浅野公喜のレビュー・感想・評価

3.7
70年代のカルトカーアクション「デスレース2000年」のリメイク第三弾。前作に引き続きプロデューサーにオリジナルにも携わったロジャー・コーマン御大、1の監督ポール・W・S・アンダーソンも参加、主人公は前作と同じルーク・ゴスでダニー・トレホ等一部キャストが前作から引き続き登場。

前作同様1の前日譚で今回は南アフリカの砂漠でレースが展開、それに伴い車はパリダカに出ても違和感ない4WD系がメインに。相変わらず誰がどの車に乗ってるか分かりにくい、B級アクション路線なのに一部キャラが死ぬ所をはっきりと見せてくれないといった点が減点対象ですが仮面を被るフランケンシュタインの設定を活かした1に繋がるストーリーは伏線もちゃんと回収し割と良く出来ており、レース中にゲリラが攻撃、民間人が負傷したドライバーやナビを襲撃、ミサイルに追われたりと内容はカオスを極めシリーズ皆勤賞のオタク囚人フレデリック・コーラーも活躍と充実。カーアクションもクラッシュや横転時には車内の様子を映したりとそれなりに臨場感が有ります。

女性キャストではシリーズ初となる紅一点のドライバー(ミッチェル・バン・シェイク)やジャガーXタイプのナビゲーター(タニア・ヴァン・グラーン)が個人的にビジュアル含め印象的。
浅野公喜

浅野公喜