4歳の女のコ

彼が二度愛したSの4歳の女のコのレビュー・感想・評価

彼が二度愛したS(2008年製作の映画)
3.0
原題の『Deception=欺瞞』がどうしてこの邦題になった…(´・ω・`)?むしろ原題がネタバレなのでこれでいいのか。結局は愛した彼女を追う方がメインみたいな流れだし。…で、なぜ2度?地下鉄とホテルで、て意味かすら…(ブツブツ…

みんな大好きヒュー様&ユアンマクレガー君で駄作なワケない!と原題からなんとなく先が読めつつ観賞。前半の2人も役にピッタリですし、後半の2人の変貌ぶりもそりゃ演技派、大したものです。『一粒で2度』美味しかったです。堪能しましたです。

映像も構図や色彩にこだわりが感じられてスタイリッシュ。所々の細かすぎるカット割が目にチカチカしますが意図的なんでしょう。だ・か・ら!ダメなのは脚本という結論に。後半の男達の駆け引きをもっと丁寧に描けていたら、秀作に化けたと思うのです。むしろミシェル嬢の存在すらいらないのかも?俳優達の存在感に引き上げてもらってる感が否めず。惜しい!

P.S.マギー様がカッコ良すぎて惚れました