序盤のショットの一連はホントに素晴らしいというしかない。
水平線を活かした奥行きの構図や上下の関係性を活かした構図など
ただ特に前半部分の夜間シーンはいくらローキーといっても1点の光源のみで暗すぎ…
このレビューはネタバレを含みます
調子乗って早起きしたせいで、お恥ずかしながら序盤10分くらい寝てしまった。起きてからしばらくは??って感じだったけど、見てたらだんだん話が見えてきて、え、面白いじゃん!ってなった。
結局これからどう…
スタンダードサイズながら、気が遠くなり喉がかわく広大な砂漠映画。ずっと左に歩いてく。
シュッとしたときのミシェル・ウィリアムズが好きでときおりぼんやりしてしまった。
現実と同じで、答えが出ないの…
ブラボー。拍手&総立ち。
こいつは渋い。ばあちゃんが漬け込んだ秘蔵の梅干しくらい渋い。
昨今のテンポの早い映画や刺激を求める方々には退屈な映画かもしれん。
しかし、ワレのように戦前の日本映画を愛する…
19世紀半ば、新天地を求めて西へ向かう3家族の旅は、物資の枯渇や変わらない風景によって過酷さを増していた。今どこで後どのくらいで着くのか、進んでいる道は正しいのか。不確かさは一行の精神を蝕んでいき、…
>>続きを読むケリー・ライカート見てると自然の音が心地よくて高確率で寝て巻き戻してを3回くらい繰り返す。何もない砂漠をただひたすら一日中歩く移民。流れる水の音、足音、馬の鳴き声、風や火の音…ランプしか見えない暗闇…
>>続きを読むアメリカ人監督がネイティブ・アメリカンへの虐殺・支配の歴史を批判的に描くというだけでも意義深い。スコセッシの『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』といい、アメリカも少しずつ変わってきているんだな。
…
荷車がキィィと軋む音、だだっ広い荒野を歩くカットが延々続く。画としては何もおもしろくないのに、ケリー・ライカートの配役における「異物」の配置が絶妙で、全くダレない。
回りまわってどこにも行けない感覚…