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ミークス・カットオフのryoiのレビュー・感想・評価

ミークス・カットオフ(2010年製作の映画)
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1845年のアメリカで入植者たちが西を目指して旅する話。一向に目的地に辿り着かない旅路で、荒野を歩く三家族のロングショットが単調に繰り返される。

2人の道先案内人(ガイドのミークと途中捕まえたインディアン)と、彼らを信じる判断の正しさに対する不安と疑いの空気が始終充満していて、特にラストショットには圧倒的な緊張感あり。

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暗闇の描写はライカート作品共通だが、「ミークス・カットオフ」の夜の荒野は特に秀逸。
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