ころっぷ

ミークス・カットオフのころっぷのレビュー・感想・評価

ミークス・カットオフ(2010年製作の映画)
3.0
どこまでも続く砂漠の景色と、何度も繰り返される日夜が観ている内にトランス状態へと誘う。開拓というアメリカのアイデンティティに対する荒涼とした問題提起。それは現代に於いても本質的には変わる事の無い不寛容。言葉の通じない先住民の存在が、集団にもたらせる波紋。象徴的で暗喩的な作風。