DAG

ミークス・カットオフのDAGのレビュー・感想・評価

ミークス・カットオフ(2010年製作の映画)
4.2
ブラボー。拍手&総立ち。
こいつは渋い。ばあちゃんが漬け込んだ秘蔵の梅干しくらい渋い。
昨今のテンポの早い映画や刺激を求める方々には退屈な映画かもしれん。
しかし、ワレのように戦前の日本映画を愛する輩やレガシー西部劇ファンには刺さるかもしれん。
ワレには刺さった。
ケリーライカールト監督はかなりの美的センスの
持ち主ですな。
婦人たちの衣装の色彩などかなり素敵。
登場人物の立ち位置、撮影の仕方が絵画的で見るものを魅力するだ。
そーゆーこだわりがわかってくるとクセになってくる監督さんだ。
西部の婦人にはライフルが似合うだ。
素晴らしいだ。
最後の終わり方が鳥肌だ。
DAG

DAG