このレビューはネタバレを含みます
よくある雰囲気映画だなぁ、こういう何者かになりたがる変わり者を演出するような女中学生頃いたなぁ、出たー突然の自分語り〜と辟易しながら観てた
ふみちゃんの役は正直変わり者を「演じてる」ようにしか見えなくてぜんぜんすきになれなかったんだけど、最後まで観たら浅野忠信扮するジュンゴの愚かさをすきになれた
高良健吾を追い出したあとに「俺は父親になりたいんだよ」と泣きながら呟くシーンに、こんな形で愛したいわけじゃないという葛藤のような想いがようやく見えてよかった
けれどもそれ以外のふたりの気持ちがなぜあそこまで依存し合うのかあまりにも見えなすぎてもう少しわかるように描いて欲しかった