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恋の渦のkerokeromanのレビュー・感想・評価

恋の渦(2013年製作の映画)
2.5
『モテキ』の大根仁監督と、『愛の渦』『何者』の三浦大輔脚本

三浦氏は監督もやるけど今回は脚本のみ

『愛の渦』はすごい好きな作品だし、『何者』もわるくなかったので期待したけど、これに関してはそこまで楽しめなかった

もともとが舞台らしいのだけれど、そのまま映画に書き換えただけで映画として映えるような演出がなされていない気がする

フレーミングやカット割りなんかもそうだし、台詞がダラダラと長かったり、削れるシーンも山のようにあったんでは?と思う

会話の量がやたら多い割にそこにあんまり意味がなくて、それは狙ってやってるのかもしれないけど、ダレると判断されることもあると思う
それでいて間が活かされていたりするわけでもない
それこそ90分くらいにまとめて目まぐるしい展開にしたほうがよかったのではないか?

カースト上位男子と下位男子が本質的にはおんなじだよね、とか、女のほうがしたたかだったりするよねとかそういう描写は悪くないとは思う

最後の方の引掛け的な部分は割とあっさりと予想がついてしまってたので驚きもなく

愛の渦もたしかもともとは舞台だったものを三浦監督が映画化してたはずで、あれはすごい好きな作品なんだけどなぁ
彼が監督していたらどうなっていたんだろうと思う
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