ヒロとっくくんPART2

ラストタンゴ・イン・パリのヒロとっくくんPART2のレビュー・感想・評価

ラストタンゴ・イン・パリ(1972年製作の映画)
3.5
ベルナルド・ ベルトルッチ監督作品

冬のパリ。 妻に自殺され失意のどん底の中年男ポール。
偶然アパートの空き家で出会った、 若い娘のジャンヌをいきなり犯す。

こんなとんでもない出会いの2人が、
その後も このアパートで、 情事を繰り返すようになる。

最初ポールは、 お互いの名前やプロフィールを教え合うことを拒んだ。
だから、 名無し 男と、 名無し 女の体を重ねるだけの関係だった。



ポールが食べかけのバターを使って、 ジャンヌのアナルを 容赦なく犯すシーンは、
女優側と 監督側で問題になったらしいです。
屈辱で涙を流すジャンヌ。 本気涙だったらしい…。


ジャンヌは婚約者がいたので、 結婚前に、 ポールとの 二人の関係を終わりにしようとしたら、
悲劇の展開となったー。

お互いに素錠 を 打ち明けあい、 知り合ってたら、
悲劇のラストにはならなかったと思うんだけどなー🤔


破滅を予期するような、
二人の破天荒なタンゴシーンが印象的でした。
二人の 最初で最後のタンゴ…

マーロン・ ブランドが演じるポールの 最後の表情の動きが、 見応えありました。