幼少期から母親(川上麻衣子)に受けた虐待で児童養護施設に入っている高校三年生のサヤコ(秋月美佳)。
規定で高校卒業後は退所しなければいけないサヤコは様々な方法で貯金をしていたが、職員にお金は管理されている為自由に使えない。
ある日面会に来た父親の車に金庫から奪った自らの通帳を手に乗り込むが、父親はその通帳を持って去ってしまう…。
児童虐待を受けた少女の物語。
このテーマを扱った作品はあるが、やはり見ていて胸糞悪くなりますね。
実の子供になんでそこまでやっちゃうんだろうねぇ。
しかもなぜか姉の方だけ可愛いがっているという。
てか、サヤコも実の子供なんだよな?!
いかんせんミニシアター系独特な台詞や説明少なめで画面で見る側が読み取れ!というスタイルなので(^_^;)
サヤコがどんな経緯で施設に入ったかも分かんないしな〜。
中盤にこれまた親から虐待を受けたであろう少年と出会うのだが、詳細は分からず。
終盤に彼女らが爆発してとんでもない事件を起こしてしまうわけだが、ここもフワッと終わってしまう。
嫌いじゃないけど、色んな意味で救われない虚しさが残ります。