言葉はシンパシーではなく、出れば出るほど壁となり相手と断絶してしまう。山戸監督のトークショーでようやく腑に落ちる。
本作含め山戸作品特有の、あの早口で回りくどい哲学的な台詞の数々は、キャラクターと観…
不釣り合いなスカート丈にこだわりを感じた
先生が武豊に見えて、馬が浮かんできて
「おとぎ話」って言葉がいやに連発されてたけど 、ほんとなのか妄想なのかのはざまのおとぎ話への展開は まさに「少女の遺作…
『そんなことでって、笑うでしょうか。』
文学的な台詞にハッとしたかと思えば、無理やりテンションを高揚させるかのようなバンド音楽が流れ、開始5分で暴力的に胸を掴まれた。この映画中ずっとドキドキしていた…
このレビューはネタバレを含みます
高校卒業を間近に控える18歳の少女がもう若くない 時間はない自覚
身体を資本とする踊りという行為は卑しいという自覚を持った上でそれに心身、時間を消費することにとてつもなく共感、感情移入した
私の真髄…
どうしようもないと思った時に心はいつもどうしようもなく、足りないということはかつて満ち足りていたという証左に他ならない。詩的かつ哲学的なモノローグに始まると思えば、爆音の音楽、繊細に見せかけたお茶目…
>>続きを読むいやなところが一つもない。
主演の一心不乱で不器用な恋と先生・ライバル・東京のダンス講師・おとぎ話のキャスティング、全部が全部、彼女の人生になくてはならない満点の存在。
いつだって女の子は片思いの…
このレビューはネタバレを含みます
愛おしくて、恥ずかしくて、妬ましくて、
これはみんな好きでしょ…って感じだけど
大衆化されず媚びてない、ギラついてる映画。
ほぼ詩、ほぼ音楽みたいな要素のガタガタさはあるけど、きっとその粗さも含めて…
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