独りよがりな想いと過剰な自意識の記憶がもたらすのは、今すぐ爆発したくなるほどのいたたまれなさ恥ずかしさであり、相手への申し訳なさであり、それらは耐えきれないほどの痛さと痒さに満ち満ちていて、けれど、だからこそ、何度だってすべてをきつく抱きしめたくなる衝動に駆られる
苦しさで涙と動悸がとまらず直視できなかった
彼女は、その人が世界のすべてだと錯覚してしまうほどの恋をしたあの頃のわたしたち
「あなたに光を届けるからね。あなたへ愛の手紙を書くからね。あなたのために踊っています。あなたのために踊っています。」