ヤマト

エリジウムのヤマトのレビュー・感想・評価

エリジウム(2013年製作の映画)
3.3
2022年256作品目
洋画連続鑑賞中。
【マット・デイモン】出演作品
2022年5作品目。
《エリジウム》

キャッチコピー「彼の余命は、あと5日ー。」


2154年、一部の富裕層は、大気汚染や人口爆発により生活環境が悪化した地球から離れて、アーマダイン社が設計・施工した《エリジウム》というスペースコロニーで暮らしていた。
ここでは高度な科学技術によって市民は傷病から解放され、水と緑にあふれており、まさに理想郷となっていた。
《エリジウム》とは対照的に地球はスリム化しており、貧しい人々に取って、《エリジウム》での暮らしは憧れとなっていた。
最近あまりSF映画観てなかったので、ちょっと久々に観るジャンルです。

主演は上記にも書きましたが、幼少期から《エリジウム》での暮らしに憧れ、アーマダイン社のドロイド工場で働くマックスを【マット・デイモン】が演じます。
マックスは仕事中ある事故で大量の放射線を浴び、余命5日を宣告され会社をクビになってしまう。
《エリジウム》にあるケガでも病気でも何でも治癒してしまう治癒装置を使うために《エリジウム》に行く計画を企て実行するというもの。

個人的におっ!って思った配役が《プリズンブレイク》でお馴染みのマホーン捜査官を演じた【ウィリアム・フィクナー】がアーマダイン社のCEOカーライルとして出演していたことでしょうか。
彼の脳がこの作品のキーポイントとなり、マックスはカーライルを狙います。

あとは【ジョディ・フォスター】演じるエリジウムの防衛長官デラコートに雇われ、地球人を容赦なく殺していく犯罪者崩れの傭兵クルーガー演じる【シャールト・コプリー】の顔が大変なことになったり、彼ら傭兵部隊が使う武器が銃の他に剣だったり手裏剣爆弾を使うところが、ちょっと気になったポイント(笑)

アクションシーンもそれなりにあるのですが、全体的には可もなく不可もなく。
なんか盛り上がらない切らない感じで、作品が終わっていったので、この手のSF映画の割りには短すぎて薄くなってしまった印象です。
ただ、サクッとSF映画を観たい方にはオススメの長さだと思います。
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