イケメンというだけで何故、殺人犯を支持できるんだろう…
10人もの女性が殺害された連谷殺人事件。刑事のチェ・ヒョングは殺人犯をギリギリまで追い詰めるも、取り逃がしてしまう。
それから17年後、イ・ドゥソクという男が自分が事件の犯人だと名乗り出る
ドゥソクは事件の内容を克明に記した本を出版し一躍、時代の寵児となる。
そんなドゥソクの行動に、ヒョングは怒りを覚え…
ストーリーはこんな感じ。
何回、観ても面白い！
作品の冒頭からピーンと張りつめた緊張感のあるシーンから始まり、ラストまで畳み込むストーリー展開は圧巻！
そして、何気ないシーンや言動にも、最後に繋がる伏線が張られている。
アクションも見応え充分…なんだけど
気に入らないのが、殺人犯ドゥソクを支持する人々。
何故、糾弾されるべき殺人犯を支持するだろう？
イケメンだから？
カリスマっぽいから？
女子高生が声高に、彼を応援するのには違和感だらけ。
残された遺族の事を考えれば、あんな行動、出来ないはずだしね。
物語の設定上、仕方がないんだろうけど、大げさすぎの感も。
後、前半の救急車を使ったカーチェイスシーンは、必要だった？
あそこら辺を描かなかったら、まだ良くなっていたかなぁって思う。
そこは個人的には残念なところだった
まだ、ヒョングの恋人で殺されたスヨンとヒョングの方を深く描けば、ヒョングの深い悲しみも表せたのかも。
そういえば、ネットでも話題になったある芸人似の男の他に、女芸人似の女性も居たなぁ。
気付くと笑えると思います。
