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牙狼外伝 桃幻の笛のぉゅのレビュー・感想・評価

牙狼外伝 桃幻の笛(2013年製作の映画)
3.4
2021年 鑑賞 21-279-18
YouTubeの公式チャンネルの期間限定15周年記念配信 にて
大橋明監督、雨宮慶太総監督・原作・脚本の牙狼〈GARO〉シリーズの劇場版第4作目で、スピンオフ映画第2弾の特撮作品。

閑岱の地で修業をしていた邪美(佐藤康恵さん)と烈花(松山メアリさん)。無茶をしようとする烈花に、邪美は「1人で強くなれる魔戒法師なんていない」と諭す。そして、烈花が閑岱を去った後、邪美の前に元老院の隠密を名乗る魔戒法師・阿妓(瀧内公美さん)が現れ、邪美に助力を求める。一方、管轄へ戻る烈花の前にも、魔戒法師・麻妓(大野未来さん)が現れる。笛を奏でていた烈花に、麻妓は、自分も笛を持っていると言う。その笛の名は桃幻の笛という...

“一人で強くなれる魔戒法師はいないよ”
相変わらずワイヤー&CGのアクション最高!

笛を狙い襲って来たのも屍人、笛を守っているのも屍人(屍人はキョンシーの反対ver. 札を攻撃すれば動かず、札をつけると動く)。阿妓も麻妓も紫が印象的な衣装で、彼女たち両方とも闇堕ち法師に襲われたと言っている... 邪美か烈花を闇堕ちにさせる策略か?

血が出ていないためか、はたまた彼女の演技のせいか、痛そうに、苦しんでいるように見えない(まぁ後ほど理解したが、これは演技として解釈できるが、まぁ全体的にこれに毛が生えた感じだから、実際に血を見てもそこまで?って思っちゃう。

骨 = 笛。烈花のあの文字こそが、闇堕ちの印か? やっぱりかぁ...
雨宮氏は能面がお好き?凄い恐怖は感じる。

“魔戒騎士と同じ守りし者になった”
烈花の父ケンギ(津田寛治さん)がダークサイド手前の世界で登場。「烈花、強くなったな」「一人ではない 仲間がいる」「私はいつも烈花の側にいる」は、ウルっときた。私はなんて簡単と思うなかれ、ただ亡くなった父を思い出しただけ...

クライマックスシーンの対決。二刀流。得意な技。ある騎士を彷彿させる台詞!だが、現状わからない私... ここを予習しておくべきだったと後悔...

覚醒した●妓。復活の翡刈(高橋ひとみさん)。法師だっただけに、仏像の意匠が!決着は烈花の父と邪美(仲間)を強調する決着。この外伝のテーマに沿った終わり方!

アクションの迫力は一級!ある程度の予備知識がなくとも楽しめる内容。シリーズ追っていなくとも、この2人について予習しておけば、より楽しむことができる、そんな牙狼シリーズのスピンオフ作品。ただ一部DIEなる魂が気になった作品。高橋ひとみさん、津田寛治さんの演技が観られて感謝です!これから私は復習モードに入る!
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