ホラーマニア斗真

アパリション -悪霊-のホラーマニア斗真のレビュー・感想・評価

アパリション -悪霊-(2012年製作の映画)
2.7
心霊実験が悲惨な事件を招いてから数年後、新居に移り住んだ若いカップルは、家の中に何者かがいるような、気味の悪い体験をするという、アメリカ発🇺🇸のホーンテッドホラー。

アメリカのホラー映画にしては珍しく、じめじめ系のやつでした。「リング」の伽椰子を彷彿とさせるような悪霊が登場するシーンは不気味でした。また、カビが生えている家や家具が散らかるポルターガイスト現象、ラストにたくさんの腕が空間から出てくるなど、ジャパニーズホラーが好きな人にはたまらないです。頑張って怖がらせようとしているので、このスコアで評価しました。あくまで個人的な好みです😅

また、本作品では基本的には説明がなく、推測のみになっています。そのため、霊の正体や降霊が失敗した理由などの具体的な説明を求める人には不向きの映画だと思います。「テリファイド」と比べると地味めで、インパクトが少ない本作品という感じでした。演出は上手いのにちょっと物足りない…。

※何もしていないヒロインが心霊体験に巻き込まれて可哀想でした…🥺