2012年 ラッセ・ハルストレム監督
ラッセの心象風景はこれなんですかね。
いつもの優しさは有りますが陰鬱な映画で驚きました。
というか、ラストのほのぼの感は要らなくないですか。
暗く寒いスェーデン。
スェーデン語の映画です。
残虐な殺人。
破綻しかけた夫婦。
一方に精神病質者の女。
最初にチラッと出たとき、ムムッと思いました(忘れてましたが)。
その息子。
惨殺された家族と息子の関係。
ラストのマイクロバスのシーンが「エスター」みたいでゾッとしました。
催眠術を題材にした結構スリリングなサスペンスだと思いました。
評価が低いが私は楽しみました。
主役の警察官はちょっとドジで人間的にも未熟でしょうか。ただし観察眼と記憶力は素晴らしい。
レナ姐さんは美人じゃ無いけどやはりとても魅力的です。エリック役のミカエル・パーシュブラント(初見ですが「ホビット」有名なんですね)と共になかなか素晴らしい演技だと思いました。