ニキ・ラウダさんのニュースが話題でしたから。やはり、肺に有毒ガスが入ってしまったことと、レースそのものが、身体的に高負荷なんだと感じました。事故後も走り続けましたからね。
三年程以前に、一度見ました。非常にショッキングな内容だった。私はリアルにあの世代のF1なるものを知らなかったのだが、死亡率20%なる恐ろしさ。
首がもげる。足は解放骨折はまだいいほう。
ニキ・ラウダが、げに恐ろしい「治療」を受けて、しかもその二カ月もたたずして復帰をするところに、ある意味ゾッとするほどのパワーを感じた。
とりわけムリクリヘルメットを被ろうとするシーンは、再見なれど涙が出た。
ドライバーズブリーフィングで、レースの中止を求めたところは、アイルトン・セナも、イモラの事故前同じことを言っていたと記憶している。
ニュルブルクリンクですし、雨なわけで、、、しかし、あの鬼バンクのついたコーナーをまさかF1で走っていようとは、、、しかも舗装は酷いのでしょう。
Youtube等で、AudiやらBMW、Porscheなんかが開発テストをしているのをよく見ますが、グニョグニョな高低差で、ラリーのように跳ねちゃってますから。とてもF1で走るコースとは、、、
ご本人は、オーストリーの名家出身らしく、親の意見と遺産を蹴ってまでレーサーの道を選び、それを突き通したところに、
凄まじい情念を感じました。
新婚旅行のイビサのホテルで、
幸福を「恐怖」と感じていたところと、
復帰後のFujiでレース中に、カミさんの顔が浮かんでレースをやめるところは、前が見えませんでした。
