このレビューはネタバレを含みます
前作の衝撃から本作も楽しみにレンタル。ハミルトン自体は前作より堅調な働きぶりなので、その点、彼のクレイジーな面を観たかった自分は少し物足りなさを感じました。ただ相変わらず寡黙で地味な感じでそういうヒーロー像がが好きではあります…今作は良くも悪くも無難でストーリー自体は過分にフィクショナルなスパイアクション映画という印象。でもスウェーデンという国の外交上のパワーバランスが物語に反映されている点は妙にリアル。終盤の展開なんかはもう国家の意向を無視したハミルトン氏のフリーライドなので無茶苦茶なんですが、NSAが黒幕と結託したりするっていうのは中々皮肉が効いてるなと思いました。タリバンやフセインを支援していたアメリカ様ですから…