タイルを貼りに来ただけなのに…
【あらすじ】
タイル張り職人のコジモとエリアの兄弟は、ローマからアペニン山脈の小さな村にやって来る。有名だった歌手の家のバルコニーのタイルを張り替えるためだ。
重病の妻のために歌手は引退したと言うが、二人の仲はそうは見えない。村にも不穏な空気が漂っていて、次第に住民と外部からの兄弟の間で緊張が高まっていく。
(イタリア映画祭2020 公式HPより引用)
【総評】
予想外の展開でいい意味で期待を裏切られました。誰も救われないし、ただただ辛い。
コジモ役のヴァレリオ・マスタンドレアのダメ人間の演技がひたすらにいい。
そしてカッコいいし、もみあげがいい。
あとジャンニ・モランディの歌もいい。