マーライオン

それでも、愛してるのマーライオンのレビュー・感想・評価

それでも、愛してる(2009年製作の映画)
4.0
個人的にはかなり見応えがあった。ウォルターという鬱病のお父さんが焦点に当てられてはいるけれど、自分の中の何かと葛藤しているのは、息子も、母も、ガールフレンドもそう。最後のスピーチでも触れてるけど、どれだけ嫌な自分と向き合ったとしても、抱えている問題がすっきり解決することはほとんどない。でも、自分を助けおこして、赦してくれる人がいるというのは確かなこと。うん、最後は正直ウルッときました。ビーバーの存在感がすごい。悩み多き日本人には深いテーマかも。