【1976年キネマ旬報日本映画ベストテン 第10位】
日活ロマンポルノの名匠田中登作品。江戸川乱歩の小説『屋根裏の散歩者』をロマンポルノとして演出した異色作。主演は『四畳半 襖の裏張り』宮下順子と石…
屋根から部屋を覗く男とそれに気づいた女による異常な性宴とその果てが、舞台となる大正時代の濃厚な雰囲気とともに描かれるポルノ映画。そんな異常者の主人公二人を石橋蓮司と宮下順子が熱演しており、そのヒート…
>>続きを読む乱歩が好きなので辛めな採点。頑張ってるとはいるけれど努力賞な感じだった。乱歩の原作を田中監督が十分に消化できずに制作してしまったのでは。監督自身が脚本を手掛けたのが見たかった。石橋蓮司と宮下順子は良…
>>続きを読むアパートで天井から覗き見を愉しむ青年、その彼にピエロとの情交(もちろん不倫)を見られて性的興奮を覚える金持ち婦人。2人の邂逅と猟奇退廃的な生き方を描いた日活ロマンポルノによる猟奇サスペンス。この日活…
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性と生と死
覗く者と覗かれる者の倒錯的な愛は
その穴を超越し
彼女の潤いはすべてを飲みこみ
血に染まってゆく
⁎
耽美というか 隠微なエロ🤣
変態の集まりのような館で
女優さんと石橋蓮司の視…
阿部定を演った後の宮下✖️田中登のコンビであり、後に『赫い髪の女』(79)を演る宮下✖️石橋蓮司、なかなかの取り合わせであるが、どうも田中登作品は、映画的にも性的にも昂揚しない。
“退屈で退屈で仕…
日活株式会社