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オンリー・ゴッドのminnのレビュー・感想・評価

オンリー・ゴッド(2013年製作の映画)
4.5
最初の30分で、あまりにも無言のシーンが多いのに辟易し、観るのをやめようかと思った。でも結局最後まで観て、この作品のすごさがわかった。画面に映し出されるものは、常に何かを象徴している。何度か挿入されるジュリアンの「手」は父親を素手で殺したことを表し、ラストでその腕を切断されるシーンはその罪への罰であり、警官=父親を象徴しているのだろうと思った。それは贖罪であって、この作品のテーマは主人公ジュリアンの「救済」かなと思ったり。あくまで個人的な意見。
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