一度目に観たときに途中で寝てしまい、リベンジのために再度見直していたら矢張り途中で寝てしまい、三度目の正直で漸く鑑賞できた。面白いか面白くないかで分類するとしたら、面白くない作品。映像のセンスが素晴らしいという意見もあるようだが、僕にはただの暗い映像にしか感じられなかった。
実際はOnly God forgivesというタイトル。父親を自らの手で殺めてしまったことから生じるトラウマと母親に対する歪んだ愛情。神は普遍的な存在なのだろうか?それとも、それぞれの個人の中に異なる存在として存在するのだろうか?そもそも神はいるのだろうか?遠藤周作の沈黙を思い出した。
ライアン・ゴズリングよりも、カラオケで美声を響かせるおっさん刑事の方が印象的だった。刀は普段どこにしまっているの?