久しぶりにレフン監督熱が上がったので
再鑑賞。再レビュー
以前よりは楽しんで観れた気がする。
スリラーな内容もそうだしセリフを
極限に割いて細かい機微や演出で
表現される映像はとっても緊張感があり
またレフン監督の御家芸である
ネオン的な煌びやから画面作りはもう
一つのアート作品でキューブリックを
感じさせる一点透視図法の画面は
作り込まれていて情報の質量と
臨場感が音楽も相まって凄まじい。
内容はこちらの感性に頼るしかなく
以前のレビューと同じで細かい所まで
汲み取ろうとすると難解ですが
ストーリー自体は至ってシンプルなんだなと、やっと理解しました。
復讐劇が根本にある、という意味では
カウボーイ風のスリラーだと監督が
公言しているのでそこは納得でした。
このまま監督のドキュメンタリーを挟んで
「ブロンソン」「ネオンデーモン」
と続いていきたい。
そんな映画。
