レフン監督ライアン・ゴズリングが再びタッグを組んだ本作。正直言って『ドライブ』を観た時のような衝撃はなかったものの、レフン監督ならではといった独創的で奇矯な映像作りに圧倒されました。本作は『赤』を基調にし、薄暗い場所で赤い照明に照らされた男達、そしてエキセントリックな音楽とで奇異な空気感を醸し出しています。ドライブで魅せたゴズリングの無表情ながら情感ある演技はこの作品でも存分に発揮されておりました。本作は全体的にセリフの量も少なく、感じ取れと言う事なのでしょうか 笑 レフン作品が好きではない方には少し退屈かもしれませんね。
