時間がわからない。どこにも行けない。そもそも隣町なんてない。貞操帯はとれない。いよいよ名前もわからない。濃密な性欲に満ちた嘘空間から入り、死と生の不可思議なリアリティで抜ける。終わりも始まりも曖昧な…
>>続きを読むそりゃ寺山修司って名前があったら何しても許されるよな、みたいな見かたをしてしまったけど、そういえば原作が百年の孤独ということになっているのか。そりゃ投げっぱなしジャーマンにもなるわな。かなりの数、宗…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
「100年経ったらこの意味わかる!」。...2082年まで生きて見返したい。
ガルシア・マルケス「100年の孤独」原作。そして寺山修司遺作。この目一杯のノスタルジアに触れ、あぁ、寺山はほんとに…
「ムラ社会と貞操帯」
貞操帯を取り付けられた女と、その旦那がムラ社会から排除され、気が狂っていく物語
文字だらけの小屋の異常さ、時計は1つだけ時計の所有者が時の支配者であるというムラ意識。閉鎖社…