富士山で始まり縦書きに配役で真正面から人物を捉えて特有の抑揚で喋るが劇伴は多め。結婚してお終いではなく自由に生きたい女たち。母親の不在。合成繊維の薄っぺらい紐で縛り豚野郎と罵られながら鞭で引っ叩かれ…
>>続きを読むショットのエネルギーに圧倒されてしまった。とにかくずっと映画が楽しい。最高。
前触れ通り、小津を追いかけた作品ではあるものの、小津的なタイトでドライなショットの効き方は小津映画とは全く異なり、非常に…
シネロマンで鑑賞。
凡百のピンクが量産されていた中に突然この作品が出てきたら「おお」と驚いたと思うが、これだけ抜きだして名作前提で観てしまうと、そ、そこまでか??となってしまう。志あるピンクなのは…
面白かった
一枚絵としての小津パロディよりも繋ぎの面白さが前に出てて良かった。視線によって時空間が歪み強引にショットとショットが接続されてしまう感覚が素晴らしい
そして何より野外ロケのシーンがずっと…
結婚して嫁入りした家が、
カフェのママに亡き妻の面影を見る義父/
OLからトルコ嬢に転身した義妹/
高校生の義弟と同居し、
夫とSMの真似事セックスなどをしつつ
平和に過ごしていたのに
急に旦那が義…
小津のつもりで撮ろうとしたらいつの間にか成瀬巳喜男になっていたという、周防正行が雑誌で書いていた小説が面白かったので見た
終盤が『晩春』として作られているが庭から縁側を撮ってしまったことにより成瀬の…
ファーストシーンは銭湯の富士山。松竹・小津調にこだわるカメラワークと結婚をめぐる会話。
上映後、ティーチインあり。(1984年9月14日、新宿名画座におけるピンク5本立てオールナイトだった)出席者は…
小津安二郎をパロディにするというより、周防正行が本当に小津安二郎になりきってポルノ映画を監督したような一作。それは風景や物を捉えたショットやローアングルや口調といった形だけではなく、家族の解体という…
>>続きを読む小津見たことないのに見るという大罪を犯した。だから小津っぽさを笑うというよりは、「これが小津っぽさなんだ……」という認識と一緒に見てしまった(現代口語演劇って小津的なんだな…とこれを見てはじめて思っ…
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