星野源祭・悲しみの最終回
実際は「地獄で~」より先に鑑賞したのですがレビューが進まず…。
源さん演じるマサルに奥行きが感じられず、そのキャラ背景もよくわからず、ただ危うい人に見えてしまいました。
坂井真紀演じるノン子(家事手伝い・神社の娘)の住む町に現れたマサル。
神社のお祭りに出店をしようとノンアポで来てみたが、神社の人に断られる。
それでも頼み込んで屋台の元締めの人の所へノン子に連れていってもらうが、ここでも「絶対に無理」と断られてしまう。
その帰り道でノン子に「でも、ああいう人って最後は義理人情ですから!大丈夫です!僕は信じてます!」ニッコリ。
私:(…ん?)
祭当日に勝手に準備を進め、元締めの人にヒョコヒョコ近づき「あそこらへんで出しても~いいっすかね?」と聞くが「何言ってんだお前?」とばかりに、まんまと若い衆に殴られ蹴られ…
ボコボコにやられながらのセリフ「義理人情じゃないンスかぁぁぁ~!?」
私:(ひーアホだこの子ー)
「お前にやる義理人情なんてあるか、ボケが!」くらいの事を言われていたが、全くもってその通りだと思った。
義理人情って一朝一夕で積めるものじゃなかろう…?
壊れたマサルの目が、イっちゃってて怖かったです。
そういう意味では源さんの演技力は素晴らしいです!!(べた褒め)
ところで主役のノン子さんですが。
彼女がなぜ今、家事手伝いなのか。
それはある挫折によって生まれた虚無感から、「今は小休止、動き出す時をジッと待ってるんだよ」といった事かなと想像しました。
いつもクサクサした気分で、ちょっとヤな奴になっちゃうのもしょうがないけど、そもそも自己中ネ(ФωФ)
星野源はここまで観た3作品・全てで殴られていたよ。
どんだけヘタレキャラなんすかー(笑)
キリッとした源さんが観たいような、変わらず童貞臭い役が観たいような。