傑作『犬神の悪霊』を撮った伊藤俊也だけのことはあり、不気味で閉塞感あふれる田舎描写はお手のもの。死んだ未熟児と共に入水自殺した女が引き上げあれ、色気狂いの住職(なんと若山富三郎!)の後妻として下の世…
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水上勉の小説は、社会派ミステリーと、(自らが京都のお寺に修業に出された小僧時代を踏まえ)お寺が舞台になったものと、その他…の大きく3種類あると思う。
水上勉の大ファンだが、この「白蛇抄」は読んでい…
福岡のスターだった小柳ルミ子さん。子供の頃、どんたくか山笠の特設ステージで大勢の一人として同じ壇上に立たせてもらったことがある(ただの自慢話)。君は日本のソフィア・ローレンになれる器なんだよ、とかな…
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