すとんこ

白蛇抄のすとんこのレビュー・感想・評価

白蛇抄(1983年製作の映画)
3.0
お寺に養女として入ったら、好色親子が住んでましたって話☆

両親が他界したため、身寄りが無くなった娘の″まつの(=仙道敦子)″は親戚の″うた(小柳ルミ子)″を頼ってお寺に養女に入ることに。(本作といい、「鬼龍院花子の生涯」といい、仙道敦子は″もらわれっこ女優″だなぁ。)
そこには、うたの他に寝たきりの住職(=若山富三郎)とその息子(=杉本哲太)がいて、住職は寝たきりのクセに性欲絶倫で毎晩うたを抱きまくり、その様子を息子がピーピングしてるってわけ。

それを知ったまつのは、最初こそドン引きしてましたが、やがて何故か息子に恋心を抱くようになります。まつのもなかなかの変態要素のオーナーです。

息子とうたの関係が深まるにつれ、まつのはうたへのライバル心を高めていきます。まつのよ、目を覚ませ!

とある事件で実家の寺を離れ、別の寺に修行に行くことになった息子は、夜な夜なうたを思って、障子を股間で突きまくり穴ボコだらけにするシーンが印象的!完全にイッちゃってる!!

関わる男のことごとくが、うたを求めるようになっていく、そうさせてしまうほどに説得力ある小柳ルミ子のエチエチなボデー。ありゃ、堪らんわ。

文学だ芸術だなんだと言っても、それを方便にスケベェな話や絵面が見られる、それでイイ、それがイイ、そんな一本(* ̄ー ̄)☆



○キャスト○
石立うた:小柳ルミ子
加波島昌夫:杉本哲太
鵜藤まつの:仙道敦子
さわ(寺住み込の家政婦):鈴木光枝
慈観:宮口精二
宗海:辻萬長(つじかずなが)
たね(うたの育ての親):北林谷栄(きたばやしたにえ)
やす恵(まつのの母):岡田奈々
村井警部補:夏木功
加波島懐海(華蔵寺の住職):若山富三郎
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