Ester

バーバレラのEsterのレビュー・感想・評価

バーバレラ(1967年製作の映画)
3.9
お店でDVDパッケージのデザインを見てかっこよかったので購入&鑑賞!(なんだその理由)

どんなストーリーなのか一切知らずに鑑賞したのですが私的にはかなり楽しめました!

「あらすじのあらすじ」
有能女性宇宙飛行士のバーバレラが行方不明の男を探しに行くよ!
その道中で色々あるよ!
というお話です。


オープニングから私は惹きつけられました、ご機嫌でおしゃれな音楽が流れる中、バーバレラの無重力宇宙服脱衣シーンから始まります、
この作品にはトップレスや全裸に近い女性が多数出て来ますがどれも全くいやらしさや不快感を感じず、美しいアートとしてのヌードなのでとっても素敵でした。

海外映画の激しいキスシーンや性行為シーンを不快に感じてしまう私ですが今作のその様な描写には一切不快感を感じませんでした。
女性を美しく撮る監督さんだなぁと感心しました!


バーバレラは人探しの道中様々な人と出会うのですが、その人達の生態や生活環境や文化が様々で見ていて楽しかったです。

また、かわいい動物や子供達が出てきて楽しげな音楽が流れて平和な雰囲気だなぁと思っていると、急に怖い事や危険な事がおこります!かと思えば思わずクスッと笑ってしまうようなギャグも沢山あって退屈しませんでした。

分かりにくい例えかも知れませんが私は
「鉄朗の居ない銀河鉄道999」みたいだなぁと感じました。

途中少しだけストーリーに間延び感はありましたがアート的な画づくりが素晴らしいので背景や美術を見ているとあっという間に終わってしまいましたw

かなり人を選ぶ作品だとは思いますが気になった方は是非鑑賞してみて下さい。
Ester

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