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マリといた夏のhasseのレビュー・感想・評価

マリといた夏(2002年製作の映画)
2.5
韓国アニメを初鑑賞。画の貧相さが受け入れがたく、最後までハマりきれなかった。また、小さなビー玉を媒介とする別世界のマリとの交流を通して少年が成長する物語のはずなのだが、肝心のマリの登場シーンが少なすぎる。いったいいつ交流したんだ?というレベル。あまり観たくもない冴えない現実パートが長すぎて時間配分がおかしい。

なんでも国家レベルの話に敷衍するのはよくないが、これが2002年当時の韓国アニメの限界なのか。ジブリは『千と千尋の神隠し』、ディズニーは『リロ&スティッチ』とか放ってる時代だから、相当見劣りはしてしまう。

韓国の田舎の小学生の風景が、日本のそれにかなり似ていてそこは親近感。
しかし、男子どもがメンタル、フィジカルともに脆弱すぎるのは何なのか。ちょっと気の強い女の子3人組に口喧嘩吹っ掛けられただけでビビり倒すし、主人公は後ろ振り返ったり、人にぶつかったりしただけですぐ転ぶ。
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