よしだ

ウォールフラワーのよしだのネタバレレビュー・内容・結末

ウォールフラワー(2012年製作の映画)
-

このレビューはネタバレを含みます

てっきり、ハイスクールミュージカルとかそういった憧れの高校生活、煌びやかな世界に、かわいい女の子に引かれて入っていく話と思った。全然違った。
最初の部分で、サム(エマワトソン)もパトリック(エズラミラー)も陽キャと思った、違って、たしかにほんとにはみ出しものたち。車の、サムのシーンはほんとに最高で、開放感とか無限大とかほんとにそのままそれでしかなくって、若いみずみずしさの塊だった。放課後に、行きつけ感あるとこにたむろってるのも、勉強一緒にしてるのもホームカミングもあこがれの、充実した高校生活。だけど一人一人掘ってみるとなにか、過去があって、軽いもんじゃなくってそれが。チャーリー(主人公)の過去が、なにかおかしくって、ちょっとずつ何か何か変なのがところどころに出てきて、それが、おばさんのことで。最後の15分くらい、あれ、卒業して少し爽やかにサヨナラして、で終わらない、ああそういうことだったのかって。優しい人が率いてくれて落ちてく世界ってのはわたしもそうだった節あるから、すごく納得できた。
音楽と、踊ることと、それを上手に練り込んで明るい世界になってて、でも各々の若いから余計踏ん切りつけれん苦しみを味わえる映画だった。なんというか、どんでん返しというほどのどんでん返しじゃないけど、パッケージのイメージとの違いが凄まじくって、まだ頭でたたかってる。エズラミラーの笑顔は、天才だった
アマプラの感想みて、そうそのとおり、てなったから。主人公がちょっと勇気だしたら、その手を引っ張って自分たちの世界に加えてくれる兄弟。最高だ、そう、そのとおりなの。
よしだ

よしだ