かおる

ウォールフラワーのかおるのネタバレレビュー・内容・結末

ウォールフラワー(2012年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

同学年に友達がいないチャーリーの世界が、サムとパトリックという兄妹に出会うことで広がっていく。


「壁の花」って英語だとwall flowerってそのままなんだね!
青春すぎて眩しい…こんな苦悩も含めて全部青春…!その当時はめちゃくちゃ辛いんだけど、後から振り返ると全部青春…


ちょっと上手く整理できないから箇条書き。
・ある時パーティーでブラッドとパトリックがキスしているところを見てしまう。2人は秘密の関係。
・チャーリーは次第にサムを好きになるけど、サムとクレイグがいい雰囲気。しかし高校生相手にイキる大学生なんてろくなもんじゃないと思うんですがw
・友達は国語の先生。初日から続く素敵な関係。
・なぜ優しい人たちは間違った人とデートを?バカなふりをして男と付き合うサム→先生の答えは「自分に合うと思うから」。自傷行為すぎる

・大学入学のためにサムに勉強を教えるチャーリー。適正試験も無事挽回。
・クリスマス。パトリックからのプレゼントでスーツ。素敵じゃん。サムからは個別でタイプライター。
・サムはきっと性的虐待とか受けてたのかな。父親方面から。クレイグを好きだから、と言われてしまう。でも「チャーリーを愛している人とファーストキスを」そう言って「愛してる」と言いながらキス。おおおおお
・入院、幻覚、というワードが示すのは?クリスマスに帰ってきた兄が心配するのは?
・大晦日。思うようにはいかない。チャーリーは外にいた。警察から家に連絡がいく。
・年明けスーツで学校に行くと揶揄われる。
・LSD

・クレイグがドタキャン、ロッキーホラーショーでロッキー役をやることに。
・メアリー・エリザベスに誘われてパーティーへ。しかしあのステージ見てマッチョには飽きたって言って好きになるのはなかなかだな…しかもパーティーの誘いを受ける=デートOK=彼氏なのか…面倒な文化だ…
・キスしたら顔がサムに見えちゃうってもうだめなのよ…誰も幸せになってない…

・胸に触るのは飽きた、は笑ってしまったw完全に趣味の合わない面倒な彼女じゃんwww親にまで別れろって言われるの面白すぎるwww
・長電話からの話の邪魔しないでは自己中すぎるのよww

・王様ゲームであんなこと言っちゃうのきっついわ…初めての交際は最悪って言ったあとに一番可愛い女の子でメアリーじゃなくてサムってもう本当に最悪…しかしこういうのが好きなのはどこの国も同じなのねw
・かわいい「人」なら俺だって言うパトリックの冗談でも全く中和できない…みんなの前でそれは本当にだめなのよ…サムからしても最悪なのよ…

・サムとメアリー・エリザベスの間には過去の因縁もあるとか言う地獄の展開…距離を置け、はとても的確なアドバイスだけど寂しいね…
・距離を置くうちに、ブレッドの父親に交際がバレてしまう。食堂でパトリックと乱闘になり、そこでチャーリーはブレッドの仲間を殴ってしまうが、その記憶はあまりない。

・メアリー・エリザベスには新たな恋人ができ、チャーリーは再び仲間に加わるが、まもなく彼らは卒業を迎える。
・パーティーの後、チャーリーとサムは思いを通わせる。そしてサムとパトリックは大学という新たな世界へ旅立つ。

・しばらくして帰省した彼らと会い、いつかのようにトンネルでドライブをして作品は終わる。
・その頃にはチャーリーの病気もまた落ち着きを見せていて、素敵なラストだったと思う。


あまり語られなかったそのトラウマの原因は、チャーリーは叔母から、サムは父親からの性的虐待かな?
最後まで明示はされないのだけど、病院でそれを先生に話すことで、ずっとしまい込んでいた心の傷に向き合い始められたのかな。
同じ経験を持つ傷つく2人がお互いを大切にすることで互いに何か癒されるものがあったのかなと思う。
かおる

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