てつじ

裁きは終りぬのてつじのレビュー・感想・評価

裁きは終りぬ(1950年製作の映画)
3.9
恋人の不治の病に安楽死を行使した女性の罪を裁く7人の陪審員の判断。各人の私生活事情を描く事で、陪審員たちの思う事件の温度差をズラしながら炙り出していく。有罪か無罪か、主観と客観が入り乱れた議論、曖昧な直感と先入観が人間の人生を左右する陪審員制度の危うさに一石を投じた力作。
てつじ

てつじ