アモット

ガーゴイルのアモットのレビュー・感想・評価

ガーゴイル(2001年製作の映画)
4.5
セリフが極端に少なくてしかも異なる夫婦の様子が切り取られてそれを繋いでゆく手法。
また独特の、顔に限らず身体を舐め回すようなアップ。
印象的な色合いの風景。

フランスやドイツに顕著な変態感。
日本人には絶対に表現できない変態感。
良く言えばアート的。
でも僕に言わせれば完璧な変態。

この際ストーリーはどうでもいいとさえ思わせる極上の変態映画。

ところで、軟禁されている家に忍び込んだ2人組のそもそもの目的はなんだったんだろ。
そして、ベッドメイクの妙にそそる女が最後に見せた行動、と言うか気持ちの流れが読み取れない。
さらに、新婚だからと言ってあまりにもベタベタなふたり。
24時間欲情ってのが感覚的に理解不能。

や、まじめに感想を言っちゃいけないゼ。
これは感覚に身をまかせて観るだけでいいのだ。
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